2011-11-22 第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
○三井参考人 おっしゃるとおりでございまして、人材育成は大変なかなめでございます。先ほどの事業承継も、もちろん経営環境の問題、税制の問題等もありますが、何より後を継ぐ人が育たないとどうにもなりません。 この意味では、私、ぜひ申し上げたいのは、もちろんいろいろな問題は個々にありますが、狭い意味での後継人材であるとか経営者といったことだけではなくて、世の中全体において、社会全体において、中小企業を担っていく
○三井参考人 おっしゃるとおりでございまして、人材育成は大変なかなめでございます。先ほどの事業承継も、もちろん経営環境の問題、税制の問題等もありますが、何より後を継ぐ人が育たないとどうにもなりません。 この意味では、私、ぜひ申し上げたいのは、もちろんいろいろな問題は個々にありますが、狭い意味での後継人材であるとか経営者といったことだけではなくて、世の中全体において、社会全体において、中小企業を担っていく
○三井参考人 ありがとうございます。 大変難しい問題であると思います。法人税率というのは、いろいろな意味で大変大きな論点になっておるということは私も承っておりますが、これはどういう形がベストかというのは、なかなか一概に言いにくいところではございます。 世界的に見ても、中小企業のために大変踏み込んだ税率軽減ということが行い得るのかというのは、これまた議論のあるところですが、ちょうど昨日、スペインでは
○三井参考人 横浜国立大学の三井と申します。 私は、中小企業の研究を三十年以上やっておりまして、日本中小企業学会の前の会長であり、また昨年閣議決定されました中小企業憲章に関する研究会にも参加しておりました。また、海江田先生のもとで設置されました中小企業政策審議会の企業力強化部会というところにも加わっております。 今回、この財務金融委員会にお呼びいただいたわけですが、私は税制や金融の専門ではないし
○三井参考人 私も基本的に同意見であり、御指摘のように政策金融こそ今出番であると思います。ちょうど政策金融が統合されたばかりで、いろいろ内情を伺うと混乱している面もあるので、今こそ頑張っていただかなきゃいけないと非常に痛感するところでございます。 リレバンのあり方、大手銀行が入っていないというところ、その辺のことはちょっと村本参考人もおっしゃられたことですが、私として一つだけ申し上げたいのは、やはり
○三井参考人 簡潔に参ります。 一つは、私は、先ほど御意見があったように協同金融組織、信金、信組などの役割がやはりこれから非常に大事だと思います、その辺が本来の存在意義を果たせるかと。 もう一つは、まさにリレーションシップバンキングの真価がこれから試されるので、それを、村本参考人もおっしゃったように、金融機関がどこまできちっとやるかということを大事にしたい、非常に抽象的でございますが。
○三井参考人 御紹介いただきました横浜国大の三井でございます。 厚かましくもお手元の資料に自己紹介をいっぱい書いてありますので、ごらんになっていただきたいと思いますが、私、現在、日本中小企業学会という学会の会長も務めておりまして、ちょうどこの九月に大会を北大で行いました。そのテーマが「中小企業と地域再生」ということで、まことに、ある意味においては皮肉にもこの現在の厳しい状況にフィットする状況でございまして